2016年6月3日~5日に 八峰町第2回お試し移住ツアーが開催され、
参加者スタッフ怪我なく、無事に終えることができました。
参加されたみなさん、協力していただいた町民のみなさん、萱葺き職人さん、ライターさん、カメラマンさん、みなさんお疲れ様でした。
目次
第2回お試し移住ツアー
たくさんのご応募ありがとうございます。
このツアー実は人気がありまして、
申込み期限までに、全国各地17名の方からご応募いただきました。
そして、さらに驚くことに、
現在、17名のうち、9名の方が、具体的に移住の準備を進めています。
移住コンシェルジュとしてはうれしい限りです。
ツアーには、当選者10名のうち7名の方にご参加いただきました。
移住を決断した皆様には、引っ越し前に町民と出会える場としてツアーを活用していただきました。
初日
集合~そば打ち&きりたんぽづくり
初日は、13時に秋田駅に集合。
八峰町へバスで移動し、日本海と山々が一望できる本舘(もとだて)地区のそば打ち体験館で、地元の方の指導の下、そば打ちときりたんぽづくりをしました。
地元のお父さんがやさしく教えてくれます。
第1回同様、町長も顔を出してくれました。
おいしそうにできました。
交流会
そのあとは、地元の方も参加して交流会。
日本酒もあり、話が弾んでいるようでした。
地元の人も多数参加してくれているので、移住への不安や仕事の話などができました。
2日目
舞台は手這坂(てはいざか)
メインイベントは、手這坂地区にある茅葺屋根の古民家で萱葺き屋根の葺き替え体験&リフォーム体験です。
ここに住むのは、約4年前に移住してきた宮城県出身の木村さん。
引越してきてから、結婚、そしてお子さんが誕生しています。
葺き替え体験
萱を切る作業や、足場に上っての見学をしました。
この日は残念ながら雨も降り、外での作業は様子を見ながらとなりました。
- 家主の木村さん
- 職人さんに指導を受ける参加者
- 丸太の足場
廃材を利用して、土間に廊下作り
廊下の土台には、廃材の木を利用しました。
土台を組んでいくために参加者は、ノミと玄能を駆使してトントンカンカン。
のこぎりやインパクトドライバーなども使いました。
大工作業は、初めての人が多かったですが、大工さんの指導があるので、すぐに慣れます。
時間を忘れて熱中する人が続出です。
塗り壁にもチャレンジ
ひとりで塗れるもんという商品を使って、塗り壁にも挑戦しました。
生クリームのように柔らかく、初心者でも使いやすい商品です。
手についても、水で洗い流すことができますし、漆喰のように手が荒れることもありません。
オレンジ色と白色を使い分けました。
お昼ご飯
かまどで炊いたご飯のおにぎりとピザ釜で焼いたピザです。
なんと木村さんのお家には、かまどとピザ釜があるのです!
普段の料理もかまどを使っています。
小雨でも外で食べるご飯は格別です。
ツアー終了後
このツアーのおかげで、 廃材を利用して作り上げた空間が完成間近となりました。
ツアー終了後
廊下の仕上げ作業と、土間から廊下に上がる階段ができ、
畳が入り、塗り壁の仕上げも進みました。
あと残るは、扉の制作と床や壁への撥水塗装です。
ビフォーアフター
まとめ
レポート
今、ここでしかできない体験を
町の空き家をリフォームして、そこで出た廃材からアイディアを得て、スタートしたこのリフォームももう少しで終わります。
このリフォームに合わせて、人を呼び、ツアーを開催しました。
まさに、今、ここでしかできない体験を移住検討者に体験してもらいました。
この体験は、忘れられない思い出となり、八峰町を好きになるきっかけになるかと思います。
八峰町を好きになることが、移住への第一歩
移住ってとても思い切ったことです。
出身地でなければなおさらです。
移住の第一歩は、その場所やそこにいる人を好きになることだと思いませんか?
移住ツアーでは、その第一歩を「体験」で作っていきたいと思います。
これからも八峰町は、リフォーム体験を進めます
これからも、空き家リフォームを中心とした移住促進活動をしていきます。
八峰町の移住定住の軸は「空き家リフォーム」です。
ぶれずに活動を続けますので、これからもよろしくお願いいたします。