バイオマス!?自然農法!?里山資本主義を学ぶ 地方創生実践塾 in 岡山県真庭市 レポート

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9月22日~23日開催された地方創生実践塾in岡山県真庭市に参加してきました。
(一般財団法人地域活性化センター主催)
レポートとして、まとめてみます。

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地方創生実践塾レポート

会場

会場は、岡山県の真庭市
島根県に接するほど岡山県の山のほうにあるところです。
さらに真庭市の中和(ちゅうか)地区が舞台で、本当に山の中でした。

どの方角を向いても山。
普段海の田舎にいる僕にとっては、山の田舎は新鮮でした。

実践塾のテーマ

地方創生における持続可能な社会~『里山資本主義』を実践する真庭市の挑戦~

まずは、太田昇市長、澁澤寿一さん(NPO法人共存の森ネットワーク理事長)、駒宮博男さん(NPO法人地域再生機構理事長)
の講演がありました。

・地元の森によるバイオマス発電と構造材の活用
・若者の都市から農山村への関心の移動
・地域経済を持続させるための地域内循環

僕は、この3つに関するお話だったと受け取りました。

移住者の声

さらに、移住者である赤木直人さん(一般社団法人アシタカ代表)高谷絵里香さん(農業生産法人蒜山耕藝)もゲストスピーカーとして登場しました。

赤城山は8年、高谷さんは5年生活をして、地元民と上手に付き合い、それぞれの目標に向かって自立する、しようとする姿を見せていただきました。

フィールドワーク

バイオマスで起業

オレンジ色のかっこいい機械は、温泉付き宿泊施設に導入された薪ボイラー。
タンクや配管などを含めて1台1000万円。2台導入で2000万円だそうです。
半分は補助金、半分は施設が負担したそうです。

そして、このボイラーに入れるための薪をつくっているのが赤木さん。
地元民から軽トラで木を持ってきてもらい、その場で現金買取し、乾燥・薪割り・搬入などを仕事にしています。

おじちゃんが山に入るきっかけに

14人の地元民(おじいちゃん世代)の方が農作業の合間などに、自分の山で木を切って持ってきてくれるそうです。
山の木を切ることは山の手入れにもなるため、そのきっかけを与える仕組みで素晴らしいですね!

おじいちゃんには、山に手を入れるきっかけをつくってくれてありがとうと感謝されるとのことです。

商品開発も

この仕事のほかに、視察の受け入れやツアーの企画、奥さんと協力して商品開発もしているそうです。
学校の薪割り体験やピザ釜でのピザづくり体験なども行っています。
温泉のボイラーも石油との併用ではありますが、ランニングコストの節約になっているとのこと。

バイオマス導入のメリット

ランニングコストの節約・移住者の仕事づくり・シニア世代の生きがいづくり・森の手入れ
長い目で見た設備の導入に成功しています。

目先の費用はかかりますが、これだけの将来生まれるであろう効果を想像して導入に踏み切った方々の判断は素晴らしいですね。
グッドアイデア賞です。

こどもたちが作った竹筒燃料

お次は、中和小学校5年生の活動発表を見せてもらいました。
なんとこの小学校では、こどもたちが作った竹筒燃料を先ほどの赤木さんの会社に売って、そのお金で活動のまとめの本などを制作したらしいです。

発表してくれたのは5年生です。
1学年上の子たちがその活動をし、今年は、発表してくれた5年生がその活動を行うようです。

竹筒燃料とは、90センチに切った竹の節を1つだけ残して取り除き、竹の中にもみがらやおがくずを詰め込み、新聞紙でふたをしたもの。
竹だけでは、すぐに燃えてしまうのですが、こうすることでじっくりと燃えてくれるようです。

小学生がお金を稼ぐことを実践

小学生が、自分たちでつくったものを大人に売る!そんな活動はとっても勉強になることでしょう。
発表も堂々としていたり、ちょっと自信なさそうにしていたりととてもかわいかったです。

お金の使い道は、こどもたちが自由に決められたら何に使いたいって言うのかな。と考えてしまいました。

こどもが町を好きになるきっかけづくり

こどもがじぶんの町を知り、好きになるきっかけづくり。そればUターンにつながるでしょう。
こどもを巻き込んだ、地域の勉強と実践。素晴らしいですね。
グッドアイデア賞です。

町の食堂

最後は高谷さんが仲間たちとリノベーションした「くど」という食堂。
作業場であり、カフェであり、町の食堂です。

日曜と月曜オープンで、自然農法で育てたお米や野菜を楽しめます。
高谷さんの生き方に共感した人が遊びに来てくれるそうで、お店にはいつも県外ナンバーの車が止まっているそうです。

内装もとってもおしゃれです。
蒜山耕藝さんのHPでご覧になってください。
http://hiruzenkougei.com/

移住した後は、一生懸命な姿を見せる

移住者のお二人とも、まずは自分たちが一生懸命やっている姿を町の人に見てもらい、
信頼関係をつくるところから始めたということは共通していました。
やりたい仕事や借りたい田畑、場所はそのあとについてくるもの。

僕も全くその通りだと思います。
八峰町の移住者の方を見ていても、それをわかっていて、まずは体を動かせる方が、地元民からも信頼を得ているように思えます。

僕も、この9か月いろんな人たちの活動をお手伝いさせてもらったことが、今たくさんの仲間ができたことにつながっているのだと思っています。

移住者の心構えは全国共通

場所は違えど、移住者が町になじむ方法には、共通するものがありました。
町に住み始めて5年・8年が本当にその人がやりたいことを実現させる、本当にその地に根付くためには必要な期間なのかなと考えさせられました。

以上、実践塾のレポートでした!


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