『ぼくらが結婚式をつくるまで』3/5

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『ぼくらが結婚式をつくるまで』

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手作り結婚式の調べ方。

どこで結婚式をするかが決まり、実際に結婚式の準備を進めることとなったのですが、結婚式を作るためには、何から手をつけたら良いのか全くわかりませんでした。まずは、自分たちがしたい結婚式を実際に挙げた先輩がいないかとインターネットで検索してみました。検索する際、「実家 結婚式」「外 結婚式」「手作り ウェディング」「コテージ ウェディング」など思いつくだけ入力してみましたが、なかなかイメージ通りのものは出てこず、キーワード探しには相当手こずりました。苦労の末、見つけたキーワードがあります。それは、「アウトドアウェディング」というキーワードです。

このキーワードを見つけたぼくは、ようやく見つけられた素晴らしい結婚式に感激し、憧れ、そしてぼくらでもできるかもしれないという自信を持つことができました。誰かがやっている、先輩がいる、それは本当に心強いことでした。誰かがやっているなら、ぼくらにもできるはず、あとはお金の問題だけだな、とそう思いました。

ぼくら2人のイメージにピッタリの結婚式を作り出しているのは、happy outdoor wedding、通称H.O.Wのみなさんでした。

そして、ぼくがたまたま本屋さんで見つけた本「THE REAL WEDDING BOOK」が、ぼくらのバイブルになりました。発売したてのこの本との出会いには、大げさだけど運命を感じたほどです。何度も読み、憧れ、ぼくらの結婚式をイメージしていきました。

ぼくらの場合は、これらと出会うまでが少し大変でしたが、先輩がいるととても安心です。これは結婚式じゃなくても当てはまります。次は、ぼくらが誰かの先輩になりたいと強く思います。

結婚式へのステップ

5月の実家での結婚式までに、ぼくら夫婦がしたことのステップとかかった費用をまとめてみようと思います。

・ステップ0 ウェデイングノートづくり

これからウェディングに関することを全て書いていくノートを作りました。結婚式の準備の記録を残して、見返せるようにと、買ったもののレシートを貼り、お金の記録もしっかりと残しました。

・ステップ1 参加人数の決定

招待したい人にメールや電話で連絡を取って、本当に来てくれるかどうかを確かめました。来てくれる人には住所と名前を聞いてノートに書き留めておきました。また、失礼がないように、名前は漢字で書くようにしました。

・ステップ2 会場装飾のイメージ

2人がイメージしている頭の中にしかない当日のセッティングを現地の写真を見ながら、話し合い、ノートに簡単な図面や絵を描いてイメージを共有しました。そして、必要な装飾を決め、それを買うのか、それとも自分たちで作るのかを話し合ったのです。作ったものは、様々な色の布製ガーランドです。装飾材料はとして布・ロープ・ハサミ・ボンド・リボンなどを1万円程で買い揃えました。

・ステップ3 スケジュールの作成

結婚式って何をするものだろうかということから考え始め、当日の式スケジュールを決めました。ここではインターネットの力を駆使しました。キーワードは「人前式 流れ」で検索をしました。

・ステップ4 招待状の郵送

招待状は、想いを込めて、手書きで作成しました。文章の内容は、またしてもインターネットの力を駆使し、「人前式 招待状」で検索しました。全部手書きにしたため、時間がとてもかかり、パソコン使えばよかったなと少し後悔しましたが、くじけないで最後までかききりました。

・ステップ5 食事の手配

ぼくらは、バーベキューをみんなで楽しみたかったので、肉や魚介、野菜や主食、お酒などを事前に手配することにしました。父はそういったものの段取りが得意なので、協力してもらいました。父には、地元の魚屋さんには、地元で採れたマグロのカマやイカやエビなど新鮮な魚を準備してもらうように声かけをしてもらいました。結婚式の前日には母がおいなりさんを準備し、当日にはてんぷらを揚げてくれました。また、友人たちもバーベキューのコンロ係を引き受けてくれました。

ちなみに、30人くらいの食事を4万円程で準備できたので、一人1500円弱程でした。

・ステップ6 ウェデイングケーキの手配

静岡に住む姉夫婦がパティシエなのでお願いをしました。土台となるスポンジを静岡で焼いてきてくれて、車で持って来てくれました。果物の飾りつけは、甥と姪にも手伝ってもらい、素敵なケーキが出来上がりました。

・ステップ7 引き出物の手配

こちらも姉夫婦からの提案で、姉夫婦が作ったガトーショコラを引き出物にすることが決まりました。しかも、ご祝儀の代わりということで、ウェデイングケーキも引き出物も無料提供をしてもらいました。結婚式の後、姉夫婦には感謝の気持ちを込めて、プレゼントをさせてもらいました。

・ステップ8 写真屋さんの手配

せっかくの機会なので、当日はプロの写真屋さんに来てもらおうと、小さい頃から僕が、学校の写真撮影などでお世話になった地元の写真館さんへお願いをしました。初めはカメラマンさんを呼ぶかどうかも迷ったほどですが、お願いをして大正解でした。費用は、2人のカメラマンさんが来てくれ、100枚以上のスナップ写真とデータ、そして立派な集合写真で45000円でした。追加で素敵な集合写真を手配し、ゲストみんなにプレゼントしました。追加費用は7500円でした。そしてなによりもカメラマンさんの対応が紳士的でした。

・ステップ9 ウェデイングドレスの準備

手作りの結婚式なので、衣装は自由ですが、嫁の親からは、ウェディングドレスを着られる機会は人生に一度だけだから、来たほうが良いというアドバイスをもらいました。はじめは、嫁が妊娠していたこともあって結婚式の二次会に参加するようなこぎれいな服でよいかなと考えていましたが、親からのアドバイスももっともだと考えるようになり、ウェデイングドレスを着ることにしました。ただし、予算があまりありませんでしたので、インターネットで格安ドレスなどと検索して調べましたが、格安というキーワードで見つかるものは、家から遠かったり、試着ができなかったりとピンと来るものがありませんでした。

東京のレンタル衣装屋さんに足を運んでみたところ、いろいろなドレスを試着させてもらうとすっかりその気になってしまい、店員さんも親切に接客してくれたので、そのお店でレンタルすることにしました。屋外での使用も許可をいただき、無事に衣装の準備ができました。料金は、ドレス、スーツ、小物全てで11万円でした。

ブーケと花飾りは地元の友人が勤めてるお花屋さんにお願いしました。バイブルとなった本に載っていた写真を送ると、それにも劣らない世界に一つだけのブーケを作ってくれました。当日はお花屋さんのスタッフが1人来てくれて装着のサポートまでしてくれました。料金は、ブーケとブートニアで1万円でした。

ちなみに、ゲストには、スーツやドレスではなく、もう少し楽な格好をしてほしいと思っていたのですが、どういった伝え方をしてよいのかの服装のお願いには少し困りました。結局、授業参観に行く時のような恰好というように伝え、ちょっとおしゃれした格好で来てもらいました。男性陣の中には、スーツの人もいました。

・ステップ10 ムービー製作

2人の思い出をまとめたムービーをパソコンで作成しました。ムービーの制作経験はありませんでしたが、インターネット上で評価の高かった無料配信のムービーソフトを使い、制作にチャレンジしました。仕事終わりに少しずつ作業を進めましたが、思っていた以上に楽しい作業でした。

・ステップ11 仲間集め

当日運営を手伝ってくれる友達を探しました。結婚式はゴールデンウィークだったため、ぼくの友達で帰省している人や秋田在住の友達5人が手伝ってくれることになりました。設営、音楽、バーベキュー、片付けなどなどを手伝ってもらいました。友人のおかげで当日の運営がどうにかなったのは間違いなく、友人には今も感謝しています。

・ステップ12 新聞社へ連絡

地元の新聞社に記事にしてもらえれば、地元の人に結婚したことを報告したり、地元結婚式、アウトドアウェデイングの良さを伝えることができるのではないかということで、地元の新聞社へメールで連絡を取ってみました。父も新聞社に知り合いがいたので、父からも連絡を取ってもらい、当日取材をしてくれることになりました。当日来てくれた記者さんは、たまたま手伝ってくれた友人と中学の同級生というご縁もありました。

・ステップ13 両親へのプレゼント

プレゼントは、みんなが映った写真とドライフラワーのリース。かわいくて、長く飾れるリースは好評でした。

・ステップ14 司会進行表の作成

司会は叔父と甥に頼んだのですが、甥は当時小学5年生で、少し前に参加したことがある親戚の結婚式のように大きな会場で100人もゲストがいるような結婚式の司会を頼まれたのかと思ったようで、初めは断られてしました。知り合いしか参加しない小さな結婚式だということを説明して、ようやく首を縦に振ってくれました。式次第や司会進行をインターネットで検索し、自分たちでアレンジしたものを書き出し、叔父と甥に渡しました。うまくアドリブも入れながら、式をまとめてくれた二人には感謝しています。

・ステップ15 なんとかなるだろうという気持ち

ここまで準備できたらあとはなんとかなると思います。ぼくらも初めての経験だらけで何をしたらいいのかわからず、手探りで進めましたが、これだけの準備でなんとかなりました。

実家の結婚式でかかった費用を公表します。上記ステップで書いた費用に加え、ドレスを脱いだあとの衣装のワンピースやシャツ、バーベキューコンロ、封筒てがみ、装飾品などを買い、全部で22万円程かかりました。千葉から秋田までの交通費は別です。そのうち1/2が衣装レンタル代で、1/4が写真代です。家族が作ってくれたご飯やケーキとか手伝ってくれた友達の労働費などは入っていませんが、結婚式がこのくらいの費用でできました!

お金がかかるから結婚式はしないと思っている人は、こんな結婚式はいかかでしょうか?

普通の結婚式ってなんだろう

はじめにも書いきましたが、ぼくら夫婦は普通の結婚式が大好きです。幸せな2人の門出をお祝いできるうえ、こちらもおもてなしをされる幸せな空間を嫌いな人はあまりいないでしょう。招待してくれた2人がゲストのことを思って、たくさんの打ち合わせをしてくれた様子を思い浮かべると感激します。

ただ、ぼくらが言う普通の結婚式というのはどういうものでしょうか。多くの人が普通の結婚式だと思うものは、式場やホテルで式を挙げ、その後披露宴をするというものではないでしょうか。ただし、その普通だと思っている結婚式も日本の結婚式の歴史からすると、ごく最近のものです。

日本の結婚式の歴史において、普通の結婚式というのは、その時代によってまったく異なり、まるでファッションのように移り変わりが激しいものです。このことから、普通じゃない結婚式をすることに変なハードルを感じる必要はありません。親世代、その上の世代がしていた結婚式は、今のものと違うのは当たり前ですし、子世代、孫世代がすることになる結婚式が全く見たことがないものになっているというは、十分にあり得ます。

普通とか今の常識を気にして、本人たちが楽しめないのはすごくもったいないので、本人たちが楽しむことを第一に考えて、結婚式を考えてみることをおすすめします。


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